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競売のメリットとは?

不動産

競売とは債務者が住宅ローンを返済できなくなってしまった場合に、債権者が裁判所に申し立てることで債務者の不動産を差し押さえ、強制的に売却する手続きのことを指しています。

競売のメリットとしては、任意売却と比べた場合に債務者自ら行うアクションが少なくて楽だという点が挙げられます。

任意売却のように頻繁に銀行や役所などに書類を提出することもなく、債権者と粘り強く交渉することもありません。

また裁判所などから届くすべての通知、銀行などから届く督促状や連絡などをすべて無視することで、勝手に手続きは進んでいき、ある日突然立ち退き命令が下り、強制的に終了します。

手続きが裁判所により進められるので、公正な手続きであり業者にだまされるなどの心配もありません。

このように競売は手間いらずで楽なことがわかります。ある日突然知らない人が現れ、今日からこの物件の新しいオーナーであることを紹介され、何月何日までにここを退去してくださいと言われれば終了です。

また任意売却と比べるとはるかに自宅に長く住んでいることができます。

競売にかかったとしても裁判所によって異なりますが、約8カ月ほどは住み続けることが可能です。

競売も以前に比べると時間の短縮がなされていますが、それでも任意売却と比べると、長く自宅に住み続けることが可能です。

競売の後に自己破産を考えているのであれば、不動産がいくらで落札されようとも返済をリセットしてゼロになることになるので、何の問題もありません。

自己破産になることを考えていないのであれば競売ではなく、任意売却を選択した方がよいといえます。

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