状態が悪く任意売却ができなかった失敗談
ローンの支払が難しい状態になり、このままでは差し押さえられて競売にかけられてしまうか、その前に任意売却を選ぶのか苦渋の決断を迫られました。
どうにかして家を手放さずに済みたいところでしたが、収入を増やすこともできませんから、手放すことはほぼ確定的でした。
それであれば少しでもローンの残債が少なく済む可能性の高い、任意売却を選ぼうと思い家を売りに出すことにしたのです。
ところが、家はゴミ屋敷と言えるような状態でそのままではとても買い手がつきそうにありませんから、なんとか見られる程度に片付けたのですが、それでもあまり良い状態であるとは言えませんでした。
それでも競売にかけるよりも高い値段で売れるだろうと思っていたのですが、運悪く近所で似たような物件がいくつか売りに出されていたことから、それと比較して見劣りする自分の家は売れそうになかったのです。
結局、家を売ることはできずに任意売却は失敗に終わりその後競売にかけられることになってしまいました。
唯一良かったこととしては、競売にしてはそこそこの金額になったことで結果的には任意売却とそれほど大差ない金額になったということだったのですが、結局これも自ら不動産の価値を落としてしまった結果ですから、もっと管理をしっかりしていれば無駄な借金を抱えずに済んだのかなと思うと後悔しっぱなしです。
このような事例もあるだけに、自分の失敗談を参考に同じ境遇にある人は同じ轍を踏まないようにしてもらいたいです。