任意売却の5つのメリット、デメリット | 不動産 : ALLNECT

任意売却の5つのメリット、デメリット

不動産
任意売却にはメリットもあればデメリットもあります。 まずメリットは一般の不動産取引と同じ方法で売却を行うので、市場価格と近い価格で売却する事が出来るという点です。不動産を高い値段で売却するには出来るだけたくさんの人に情報を知ってもらい、より高額で購入してくれる人を探す事が必要です。 任意売却ではこの両方が出来る為、競売による強制的な売却よりも高い値段で物件を売る事が出来ます。 また周囲に住宅ローンを滞納してしまったという事情を知られる事なく売却出来るというのも大きなメリットです。その為周りにも高く売れそうだったので手放したという説明をする事が出来ます。 さらに不動産売却の場合、諸経費として登記料や測量費用、そして業者に払う仲介手数料などが必要となりますが、これらを売却して得たお金から支払う事が認められているので持ち出し金がいらないという点も良い所です。 他にも身内の人や投資家に買い取ってもらい、家賃を支払う事で今のまま自宅に住み続けることが出来るという点も良い点です。住みなれた家に住み続けたい場合はこのような方法もあります。 まだまだメリットはあります。それは自分の意思で不動産の売却活動を行う事が出来るという点です。いつ、誰に、そしていくらで自宅を売却するかを自分の意思を反映した形で進んでいくので、売却が決まってもいつ物件を引き渡すのかなども購入者と相談して決める事が出来ます。 一方、デメリットも存在します。まず非常に手間がかかるという点です。依頼先を決め、そこと契約を結び、販売活動が始まれば色々と業者に協力をしなければなりません。また購入者が決まった時は売買契約をし、物件を引き渡す時には銀行で手続きをしなければならないので大変です。 また売却の価格を決める時に債権者の承諾が必要となり、中には任意売却を許可しないという人もいる為、不動産の専門業者に依頼する事が必要になってしまいます。 さらにローンを滞納していると連帯保証人にも請求がいってしまいます。そこで連帯保証人が滞納金額を代わりに返済してしまうと売却できなくなってしまいますので、前もって同意を取り付けておく事が大切です。 他にも買い手がいなければ成立しないという点です。物件は必ず売却されるとは限らず、結局売れない場合は競売になってしまうという事があるのはデメリットです。 まだデメリットはあります。任意売却を行う場合、その間は住宅ローンの支払いが止まっている状態になる為、ブラックリストに載ってしまう可能性があるという点です。 このように任意売却を行う場合はメリットとデメリットがあるのでよく考えてから行う事は大切です。

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