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d払いとは?

d払い
d払いとは通信会社大手の「docomo」の利用者が、毎月の携帯電話料金と合算してサービス費用を支払うシステムのことを指します。 つまり、d払いのdとは「dodomo」の社名をあらわしているといえます。 このd払いが登場したのは、2000年4月で当時はまだフィーチャーホンが主流でした。FOMAと呼ばれる新機種の登場と共に採用されたもので、携帯電話内のアプリや業務提携をしている通信販売の料金支払いなど、利用できる範囲は限られていました。 その後スマートフォンの登場が転機となり、d払いは急速にサービス範囲を広げていきます。スマートフォンの魅力は、財布がなくても「コード決済」と呼ばれるネットワークを使用した決済ができるところです。 docomoでは、2017年以降自社製品に「d払いアプリ」を搭載して、コード決済同様に街中のカフェやドラッグストアでも買い物ができるシステムを構築しました。 コード決済は必ずクレジットカードを持っていないと利用ができないというデメリットがありましたが、d払いアプリであれば毎月の通信費と一緒に支払いをするので、クレジットカードが無くても使えるのが良い所といえます。 今や小学生でもスマートフォンを所持しており、この支払いシステムを使って子どもが高額な買い物をするのではないかと懸念もされています。 しかし、その心配は保護者がおこなう設定で解決できます。docomoでは、利用者が月額料金の確認や利用状況を随時webサイトで確認することが可能です。 このユーザーページに、d払いの利用上限額を100円単位で設定できます。制限を設けておけば使いすぎる心配もなく、明細画面で何をいつ購入したのかを把握しやすいです。 d払いに対応しているお店は飲食店からデパート・旅行代理店など全国各地に数多くあり、キャッシュレス時代の新しい支払い形態として注目を集めています。専用のプリペイドカードも登場しているので、更に利便性があがりました。

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