任意売却のメリットとは?
任意売却のメリットは、市場の相場に近い価格で手放せることです。
通常の不動産取引と同じ手続きを経て売却するので、競売よりも高い価格での売却が期待できます。
高額で手放すことができれば、任意売却後の残債も減らすことが可能です。
競売より残債が減る可能性があるのも、メリットといえるでしょう。
また競売とは違い、周囲に知られないメリットもあります。
競売で不動産を手放す場合、インターネットなどで広く告知され多くの人に知られます。
しかし通常の不動産取引と同じ流れなので、折り込みチラシなどに掲載されても任意売却だとはバレません。
金銭的に苦しい状況で不動産を手放すと周囲の目が気になりますが、通常と同じ流れなら安心して売却できるでしょう。
任意売却には通常の不動産取引よりメリットとなる部分もあり、それは諸経費を後から支払えることです。
一般的な不動産取引では、登記料や仲介手数料を先に支払わなければいけません。
しかし任意売却の場合は、必要となる諸経費は取引終了後に支払うことが認められています。
そのため手持ちのお金がなくても売却できるメリットがあり、金銭的な負担は軽くなるでしょう。
また新居の敷金・礼金や引越しの費用も、最大30万円までなら売却益から出せる可能性もあります。
さらに様々な事情により引越しができないときは、任意売却後にそのまま住み続けることも交渉次第で可能です。
任意売却には、競売にはない様々なメリットがあります。