価格にこだわりすぎて上手く行かなかった任意売却の失敗談
ローンの滞納が続く状態で、不動産を手放さなければならない状態にあったのですが、資産価値はかなり高い方だったので、できれば高値で売りたいと考えていました。
競売にかけられてしまうと安く手放してしまうことになるらしいということだったので、任意売却をすることにしたのです。スムーズに売りに出すことはできたのですが、問題は金額の方で高値で売れるという自信があったので強気の価格をつけたところ、結局売れずに残ってしまいました。
時間があればこの金額でも売れそうな感じはあったのですが、任意売却ですから期限が決まっていて結局それまでに買い手が見つからなかったということです。
その間に安ければ買うと言ってくれた人もいましたから、そこで売っておけば競売よりもずっと良い金額で売ることができたわけですが、待てばもっと高くなると欲を出してチャンスを逃してしまうことになりました。
自分の希望する金額で売ることができれば、手元にそれなりの金額も残りますし再起を図れると思っていたのですが、最終的には競売となってしまって、僅かではありますが借金も残ってしまったのです。
残った借金は返済ができないほどのものではありませんでしたが、お金が入ってくるのと出ていくのとでは大きな違いがありますから、このようなことになるならあの時に売っておけば良かったという気持ちが強くてたまりません。
もう少し他の人の失敗談をよく調べておけば、避けられた可能性もあるだけに余計に悔しいです。